企業情報
Company
GREETING
代表挨拶
熱意、創意、誠意で貫く
「焼き」へのスピリット。
創業以来、常に高品質の製品と卓越したサービスを追求してきた久電舎。
その根幹にあるものは、“お客様へ最高水準の「焼き」を提供したい”という理想の心です。
多様化する食文化に対応し、その時代に求められる技術を開発すること。
お客様の真のニーズを掴み、その時代における最高品質を提供すること。
研究と創造に挑戦し、お客様から信頼される喜び。自己を磨き、社会に貢献する喜び。
変革する時代にあわせた柔軟な提案と、創業時から不変の企業姿勢が、私たちの「焼き」へのスピリットです。
OUTLINE
企業理念
理念(価値観)の共有こそ
会社存続・発展の要諦である。
哲理
正しい道を踏むこと
“正しい道を踏むこと”、これが今まで久電舎が歩んできた道である。向後、わが社が存続する限りにおいて守らなければならない道である。“正しい道”とは、天の摂理であり、「至誠」に同じである。
孟子曰く、
「至誠天に通ず。至誠にして動かざるは、古より未だこれあらず。天下は大物なり。一朝の憤激の能く動かす所に非ず。それただ積誠これを動かし、しかる後動くことあるのみ。」
(『孟子』離婁7-2)
われわれの信条
私たちは、世界の食する人々の心からの“微笑(えみ)”を商品・サービスの唯一の信条として、つねに進化(前進・変革・日新)し続けてまいります。
私たちの誓い
私たちは、常に社会を取り巻く人々とその家族に感謝の念を持ち、共に喜び、共に誇れる、そんな会社を創ります。
指標
どんなときでも目線を下げない!!
江戸時代の儒者 佐藤一斎の次の言葉を私たちの思い、行動の基本信条とします。
「立志は高明を要す。著力は誠実さを要す。工夫は精密を要す。期望は遠大を要す。」
(『言志耋録』第26条)
(立志は高く明らかでありたい。努力はぴったり的を得たものでありたい。事にあたっての工夫は緻密でありたい。望むところは遠大でありたい。)
行動の指針
・心のこもった接遇
・心のこもった言葉づかい
・心のこもったあいさつ
表明
・スタッフ一人ひとりの人格を最大限に尊重します。
・スタッフ一人ひとりとのコミュニケーションを大切にします。
・スタッフからの真摯なる提案は積極的に起用します。
・スタッフの生きがい感、働きがいに関心を持ち続けます。
・“精神的平等主義”の理念を共有します。
SUMMARY
会社概要
社名
株式会社 久電舎(KYUDENSHA Co.,Ltd.)
創業
大正12年8月1日
役員
代表者 小川 泰一
資本金
1億円
本社
東京本社
東京都港区東新橋2-10-10
TEL:03-3459-4411(代)
事業所
東京営業本部/大阪営業本部/福岡営業本部/九州工場/テストショールーム
事業内容
業務用オーブン(食品全般)の研究開発・製造・販売・メンテナンス
トンネルオーブン、リールオーブン、ラックオーブン、固定オーブン、ピッツァオーブン、コンベクションオーブン
冷却コンベアほか関連機器
ロースター、スチームオーブン、乾燥機、その他特殊機
本社所在地
東京都港区東新橋2-10-10
本店所在地
福岡県久留米市天神町70
工場所在地
福岡県筑後市西牟田清徳浦6099
大阪所在地
大阪府吹田市泉町3-19-24
HISTORY
久電舎の歩み
確実に、着実に。
1923(大正12)年の創業から、私たちの歴史は技術開発の歴史でもありました。
1939(昭和14)年8月、国産第一号のカステラ専用オーブンを開発。そして、日本がまだ戦後の混乱期にあった 1950(昭和25)年7月、当社ではすでに国内初のトンネル式オーブンの開発に成功していました。長さ30メートル、300キロワット。規模にして国内最大級、技術においても国内最高水準を誇る画期的なオーブンの誕生です。ところが、このオーブンの納品先が、経営不振により支払い能力を喪失・・・。窮地に立たされた久留米の小さなオーブンメーカーに残されたものは、大きな負債とたった一つの信念だけでした。
「メーカーとして、本物のモノづくりを」――。
着目したのは、オーブンの熱源と制御装置。そして研究に研究を重ねた結果、数多くの特許を取得するとともに、コンピュータ制御によるシステムオーブンの製品化(1973年)や、音声で焼き方を指示するカステラオーブン(1983年)など、先進的な製品を次々と発表。
中でも、職人たちが10年かけて学ぶプロの「焼き」を、誰もが簡単操作で実現できる音声内蔵オーブンの登場は、業界に大きな衝撃をもたらしました。
開発への情熱は、さらなる可能性の扉を開きます。
次なる挑戦は、これまで機械では不可能とされていた「繊細な焼き加減コントロール」。
切り札は、セラミックです。
しかし、当時セラミックに関してはまだまだ未知なる部分が多く、技術面、学術面などあらゆる角度から何度も検証し、可能性を探り続けました。そして、1985(昭和60)年8月。熱源にセラミックを使用した国内初の「遠赤外線セラミックオーブン」がついに完成。これまでの「焼き」の世界に新たな利便性と可能性が拡がりました。
確実に、着実に。つねに最高の品質と安全性、そして使いやすさを追求し続けること。
それが久電舎であり、久電舎の製品なのです
1923~1960年代
大正12年8月 | 小川電気工作所として創業。 発電機モーターの再生と販売並びにオーブンの製造を行う。 初代 小川 四代雄 |
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昭和6年12月 | 久電舎小川電気工作所と改称。 |
昭和14年8月 | カステラ専用オーブン国産第1号開発。 |
昭和15年7月 | オートトランス式(外ドア)オーブン国産第1号開発。 |
昭和20年8月 | 航空機部品製作協力工場として終戦。オーブンの製造を再開。 |
昭和21年11月 | 手動式トンネルオーブン開発。 |
昭和22年10月 | オートトランス式トンネルオーブン国産第1号開発。 |
昭和25年5月 | 300kwの電力を制御可能にしたトンネルオーブンを製造。 二代目 小川 正治 就任 |
昭和26年6月 | 自動温度調整式トンネルオーブン国産第1号開発。 |
昭和31年6月 | 株式会社久電舎製作所を設立。 |
昭和31年11月 | 大型ユニット式固定オーブン多機種開発。 |
昭和35年7月 | 自動温度調整式固定オーブン国産第1号開発。 |
昭和37年5月 | バーチェーン式トンネルオーブン国産第1号開発。 |
昭和37年6月 | 電気式バンドオーブン開発。 |
昭和41年5月 | 株式会社久電舎製作所は株式会社久電舎と社名変更。 三代目 肥山 和夫 就任 |
昭和41年10月 | リールオーブン開発。 |
1970~1980年代
昭和47年5月 | 多列式ニクロム配線による赤外線方式の開発。 |
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昭和48年4月 | フランスパン用オーブン開発。 |
昭和48年5月 | 福岡県筑後市に新工場完成。 |
昭和48年11月 | 菓子博にて音声による焼成指導装置付カステラオーブン国産第1号発表。 |
昭和49年4月 | コンピュータシステムオーブンロイ・ コンダクターの量産体制を開始。 |
昭和50年12月 | 上下プレート加圧式トンネルオーブン開発。 |
昭和51年2月 | 新型スリーゾーンリールオーブン開発。 |
昭和51年5月 | 大型スリーゾーンバンドオーブン開発。 |
昭和52年5月 | 炊飯用リールオーブン開発。 |
昭和53年5月 | セラミック・ヒーターオーブン開発。 |
昭和53年6月 | マイクロコンピュータ(LSI使用) スリーゾーンリールオーブン国産第1号開発。 |
昭和55年1月 | ピザオーブン開発。 |
昭和56年2月 | MCトンネルオーブン開発。 |
昭和56年4月 | 全商品MCオーブンとして開発。 |
昭和58年3月 | MC音声内蔵カステラオーブン国産第1号開発。 |
昭和58年3月 | 繊維プリントベーキングオーブン開発。 |
昭和58年4月 | かまぼこ焼成、魚類焼成オーブン開発。 |
昭和58年9月 | セラミックオーブン開発。 |
昭和61年2月 | セラミックバームクーヘンオーブン(ガス)発表。 |
昭和62年3月 | セラミックオーブンが公開特許公報で公開となる。 |
昭和62年5月 | 連続セラミック加熱機を発表。 |
昭和62年7月 | ガス式自動カステラ専用トンネルオーブン開発。 |
昭和63年5月 | 遠赤外線波長自動調整式オーブン開発。 |
1990~2000年代
平成2年2月 | 食肉加工用セラミックオーブン開発。 |
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平成3年5月 | 全国主要拠点にテストショールームを設置 四代目 小川建治 就任 |
平成5年2月 | セラミックMCXオーブンガスタイプ発表。 |
平成5年3月 | デポジッタをデジタル化、同時にCIMを見据えたFAシステムを発表。 |
平成6年5月 | 保守と修理を業務とする株式会社久電舎メンテックス設立。 |
平成6年12月 | 久留米市に本店ソフトテックビル完成。 |
平成7年3月 | 食肉専用オーブン発表。 |
平成9年5月 | 資本金を1億円に増資。 |
平成9年11月 | テレビ「料理の鉄人」子羊の丸焼き対戦にMCXオーブンが登場。 |
平成11年2月 | 東京で開催されたモバックショーにて、セラミック熱風循環輻射熱方式ハード系パン専用オーブンMC-EUG、セラミック多段式固定オーブンMCE・熱風循環式トンネルオーブンを同時発表。 |
平成11年10月 | 焼成室洗浄、温度・芯温記録を可能としたHACCP対応ラックオーブMC-GRGSを発表。 |
平成12年3月 | 国際ホテルレストランショーにて、 50万年前の天然の保温材を使用した石窯シリーズとして、ピッツァ専用オーブンMC-VSPO、ハ ード系パン専用オーブンMC-EUS、コンベクションオーブンMC -SBCEの3機種を同時発表。 |
平成12年5月 | 環境と衛生に配慮した省エネ・HACCP対応トンネルオーブンMC-LK-EUGを発表。 |
平成12年10月 | 麺焼成用トンネルオーブン開発。チキン焼成用ロータリートレーオーブン開発。 |
平成13年1月 | ハンバーグ焼成用トンネルオーブン開発。 |
平成13年5月 | HACCP対応リールオーブン開発。 |
平成15年5月 | テレビドラマ「ショコラ」に洋菓子用固定オーブンMCXT2-3Lが登場。 |
平成15年10月 | テレビチャンピオン「ピザ職人選手権」にピザオーブンMC-GPOS、MC-VPOが登場。 |
平成17年1月 | 食肉用(鶏肉用)トンネルオーブン開発。 |
平成19年2月 | 国際製パン製菓関連産業展にて、日本初HACCP対応スルーラックオーブンMC-GRG-36WD2、熱風循環式フランスオーブンMC-EUSG10W-4を発表。 |
平成19年7月 | 水産加工食品用トンネルオーブン開発。 |
平成19年12月 | 農産物加工用オーブン開発。 |
平成20年2月 | 栄養補助食品用オーブン開発。 |
平成20年6月 | スナック菓子用オーブン開発。 |
平成20年8月 | 排気熱再利用システムECOハイブリッド方式トンネルオーブン開発。 HACCP対応ダブルファンラックオーブン特殊型開発。 |
平成21年1月 | 過熱蒸気システムの食品使用帯の低温から工業用の超高温タイプまでの開発。 |
平成21年5月 | HACCP対応いも用専用オーブンの開発。 五代目 小川 泰一 就任 |
平成21年7月 | 高温焼成用複合型トンネルオーブンの開発。 |
平成21年8月 | 酒類用特殊オーブンの開発。 |
2010~2020年代
平成22年9月 | 多段式トンネルオーブン直火兼用型の開発。 |
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平成23年1月 | 業界初横幅6m全長30m超の直火式フランスパン兼用スチームオーブンの開発。 |
平成23年8月 | 全自動カステラ兼用オーブン灰鉄板自動昇降装置改良タイプの開発。 |
平成24年5月 | ツインラックオーブン改良型の開発。 |
平成24年12月 | 多段式トンネルオーブン特殊複合タイプの開発。 |
平成25年4月 | スチームオーブン特殊仕様の開発。 |
平成26年1月 | 各種卵焼き関連特殊オーブンの開発。 |
平成26年3月 | 高温焼成兼用トンネルオーブン瞬間冷却機能付多機能型ハイブリッドモデルの開発。 |
平成27年4月 | 業界初超高温加熱蒸気仕様炉外搬送方式トンネルオーブンの開発。 |
平成27年8月 | トリプルアクションシステム各種スチーム+過熱蒸気システム兼用装置+対流装置の開発。 |
平成28年1月 | 業界初の直火熱風方式ラックオーブンの開発。 |
平成28年4月 | 炉内浄化システム(エアクリーン)搭載のコンタミ対応モデルの開発。 |
平成29年3月 | 固定式オーブンFIR型多機能改良型の開発。 |
平成29年9月 | いも専用オーブン改良型特殊機の開発。 |
平成30年2月 | 直火熱風方式ラックオーブン兼用特殊機の開発。 |
平成30年8月 | 多段式トンネルオーブン多機能ハイブリッド型特殊機開発中。 |
1970~1980年代
昭和47年5月 | 多列式ニクロム配線による赤外線方式の開発。 |
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昭和48年4月 | フランスパン用オーブン開発。 |
昭和48年5月 | 福岡県筑後市に新工場完成。 |
昭和48年11月 | 菓子博にて音声による焼成指導装置付カステラオーブン国産第1号発表。 |
昭和49年4月 | コンピュータシステムオーブンロイ・ コンダクターの量産体制を開始。 |
昭和50年12月 | 上下プレート加圧式トンネルオーブン開発。 |
昭和51年2月 | 新型スリーゾーンリールオーブン開発。 |
昭和51年5月 | 大型スリーゾーンバンドオーブン開発。 |
昭和52年5月 | 炊飯用リールオーブン開発。 |
昭和53年5月 | セラミック・ヒーターオーブン開発。 |
昭和53年6月 | マイクロコンピュータ(LSI使用) スリーゾーンリールオーブン国産第1号開発。 |
昭和55年1月 | ピザオーブン開発。 |
昭和56年2月 | MCトンネルオーブン開発。 |
昭和56年4月 | 全商品MCオーブンとして開発。 |
昭和58年3月 | MC音声内蔵カステラオーブン国産第1号開発。 |
昭和58年3月 | 繊維プリントベーキングオーブン開発。 |
昭和58年4月 | かまぼこ焼成、魚類焼成オーブン開発。 |
昭和58年9月 | セラミックオーブン開発。 |
昭和61年2月 | セラミックバームクーヘンオーブン(ガス)発表。 |
昭和62年3月 | セラミックオーブンが公開特許公報で公開となる。 |
昭和62年5月 | 連続セラミック加熱機を発表。 |
昭和62年7月 | ガス式自動カステラ専用トンネルオーブン開発。 |
昭和63年5月 | 遠赤外線波長自動調整式オーブン開発。 |
2010~2020年代
平成22年9月 | 多段式トンネルオーブン直火兼用型の開発。 |
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平成23年1月 | 業界初横幅6m全長30m超の直火式フランスパン兼用スチームオーブンの開発。 |
平成23年8月 | 全自動カステラ兼用オーブン灰鉄板自動昇降装置改良タイプの開発。 |
平成24年5月 | ツインラックオーブン改良型の開発。 |
平成24年12月 | 多段式トンネルオーブン特殊複合タイプの開発。 |
平成25年4月 | スチームオーブン特殊仕様の開発。 |
平成26年1月 | 各種卵焼き関連特殊オーブンの開発。 |
平成26年3月 | 高温焼成兼用トンネルオーブン瞬間冷却機能付多機能型ハイブリッドモデルの開発。 |
平成27年4月 | 業界初超高温加熱蒸気仕様炉外搬送方式トンネルオーブンの開発。 |
平成27年8月 | トリプルアクションシステム各種スチーム+過熱蒸気システム兼用装置+対流装置の開発。 |
平成28年1月 | 業界初の直火熱風方式ラックオーブンの開発。 |
平成28年4月 | 炉内浄化システム(エアクリーン)搭載のコンタミ対応モデルの開発。 |
平成29年3月 | 固定式オーブンFIR型多機能改良型の開発。 |
平成29年9月 | いも専用オーブン改良型特殊機の開発。 |
平成30年2月 | 直火熱風方式ラックオーブン兼用特殊機の開発。 |
平成30年8月 | 多段式トンネルオーブン多機能ハイブリッド型特殊機開発中。 |